新型コロナウイルス感染症特別貸付を実際に行った結果、、

会社へのコロナウイルスの影響が大きく、日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付を申し込んでいました。
通常時でも起業したてで資金調達をお考えの場合は日本政策金融公庫の融資はとてもおすすめですが今回も良いご対応をして頂きました。


実際に日本政策金融公庫からの融資は現状かなり混んでいて、ネットにも様々な情報があります。
・数日後に電話面談をして融資が通り、数日後に入金された
・1週間後に電話面談をして融資が通り、数日後に入金された

 


私の感じたところですと、3月頃に申請をしている方はすぐに通っているようですが、5月6月に申込をされている方はおそらく今のままだと面談まで1~3ヶ月はかかると思います。面談までなので、実際の入金を考えるとさらに1ヶ月は見ておいた方がいいと思います。(地域にもよると思いますが、、)

金融公庫では土日も働いて頂いているようで審査までのスピードは上がっている感はあります。私は4月中旬に申込をして、面談まで1ヶ月、入金までさらに1ヶ月というスケジュール感でした。
着金の早さを最優先で考えると金融公庫の方からもアドバイスを頂きましたが、セーフティネット4号を取得している方は対応している信用金庫にお願いすることが最短かもしれません。

確認されるポイントですが、私もいろいろな融資を見てきましたがさすがにスピード重視の判断だと思いました。いろいろ他の業務に追われていて、経理処理が後回し気味だったのですがそれを考慮して頂き


・年間の月次比較損益計算書
・直近の試算表(損益計算書
・許可の必要な業種は営業許可書など


これらで判断され、コロナウイルスの影響による減少分と運転資金を考慮した約6か月程度で計算して頂きました。私の担当の方の傾向では、損益計算書の売上の減少販管費などの固定費が月にどれくらいかかるかを融資額の算出に重視されているようでした。
必要以上に高額の融資申請をしたりすると審査に余計時間がかかりますので、しっかりと申請前に根拠に基づき運転資金何ヶ月分を希望するかの根拠をそろえておくことが理想です。

小規模ですと日々の対応に追われて手が回らないことがあるかと思いますが、最低でも上記の情報をまとめておくとスムーズに進むかと思います。
私も自社で時間をとってしまうと他の会社が危険かもしれないと考えるととても焦りました、、
もちろん完璧にまとめて必要な数字を正確に算出しておくと希望通りの融資額になる確率が高いです。
あくまで融資なので、これから業績を上向きにして返済していかなければなりませんが、弊社もこれからwithコロナでの働き方に対応し業績を上げられるように努力します。

今回の申込について概要は下記の通りです。
さすがに多くの方が多少の影響は受けていると思うので、どなたでも対象に入る可能性は高いと思います。今から資金繰り対策をする方やすぐ現金が必要な方は、違う方法も視野に入れる必要もある現状ですが、ぜひご参考にして頂けたらと思います。

利用できる方 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、次の1または2のいずれかに該当し、かつ中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる方
1.最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方
2.業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合等は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している方
(1)過去3ヶ月(最近1ヶ月を含みます。)の平均売上高
(2)令和元年12月の売上高
(3)令和元年10月から12月の平均売上高
資金用途 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う社会的要因等により必要とする設備資金および運転資金
融資限度額 6,000万円(別枠)
利率 3,000万円を限度として融資後3年目までは基準利率-0.9%、4年目以降は基準利率
ご返済期間 設備資金 20年以内(うち据置期間5年以内)運転資金 15年以内(うち据置期間5年以内)
担保 無担保